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花との出会で天職と出会えた

入社のきっかけ

私は、もともとアパレル業界で仕事をしていたのですが、転職を考えている時も、経験のない新しい仕事でも色やデザインに携わりたいと強く思っていました。仕事についていろいろ考える機会の中で、今までさほど興味がなかった花について、花を扱う仕事をしている自分を想像したとき、洋服とまったく違う花の美しさに面白いと直ぐに思い、花に携わる仕事がしたいと強く感じた時の気持ちは今でも忘れられません。
お花をアレンジする時、特に感じたのは花の表情が一つ一つが違っていたり、品種も多く、コーディネイトの難しさは、洋服と違う奥深さは15年経った今でも難しいと思っています。
この仕事に決めたもう一つの理由は、好きな接客もできるので、好きな色に携わり接客のできるお花屋さんの仕事は天職だと感じ始め、お花屋さんを探していた時、あるご縁があり今の社長に相談しながら、仕事内容をお聞きして数年後の自分が楽しく働いている姿がイメージできました。
経験した事の無い難しい仕事に不安はありましたが、花の知識はゼロでも、挑戦したくなりいしざかでアルバイトから勤め始めることになりました。

知る事で好きになり楽しくなる仕事-知好楽

配属店舗が決まり、先輩社員の方々に丁寧に仕事内容や花について教えていただき、少しお花の事が分かり始めたとき、転職時の自分よりお花の仕事が好きになっていました。
思ってもいない位、花や関連するありとあらゆる物に興味がどんどん沸き、普段の生活でも散歩で見かけた庭、雑貨店では花の材料に利用できないか等頭の中の意識が変わり、自ら専門書を購入しお花について調べ、他社店舗へ行き仕入れている品種を自分なりに調査したり、他店舗のディスプレイも参考に、よいと思うものは自店に取り入れたり、プライベートな時間もお花の知識を早く自分のものにするため勉強し、この仕事は心から楽しいと思うようになりした。
入社から一年半程で正社員となり、その後店長として数年が経ち、現在は花川・桂岡・星置・新川・新川西の五店舗の全体を管理しています。

私がお店に立ち続ける理由とスタッフ育成

お客様を大切にすることはもちろんでずか、今も特に大事にしていることの一つに、積極的に店舗に立って接客することです。
理由は単純ですが、お客様のお話をたくさん聞き、世代や性別など様々な点から、お客様のニーズを常に理解していく必要があると考えるからです。
本社業務と店舗業務がありますが、バランスが大切だと考え、お客様のニーズが分かれば仕入れに生かすこともできますし、お客様へ新しいお花に興味を持っていただいたり、豊富な話題を準備してお客様とお話しできるので、距離感も近くなればお店のことをより知って頂き、いしざかのファンを増やすこともできます。

お店のファンになって頂く為に、スタッフの花に関わる知識は特に大切です。
私はスタッフ成長のカギは、困ったことや分からないことから始まるので、私が入社時に感じたことを思い出して、自分で調べた知識から、一つ一つ丁寧に細かく伝えるようにしています。
昔の花業界は職人気質なところも多く、見て覚えることが当たり前だったので技術や知識が伝わるのに時間が掛かっていたのかもしれません。
時代と共に育成方法も変わり、私のゼロから得た知識を伝えることで、不安が早い時期に解消し結果的にスタッフが仕事を好きになって笑顔でお客様へのサービス向上に結びついてきていると感じられるようになりました。
花の仕事は配達から店舗の事務作業、接客、お花の知識やアレンジ、店舗ディスプレイ、本社での管理業務など、ほぼ全ての業務を経験する事でスタッフへ伝えることができると考えています。
若いスタッフでも仕事への心構え、準備の大切さなどを意識しながら、楽しく明るいお店になっていると思うので、今後も私の育成方針は、店舗へ行きスタッフと一緒にいる時間を大切にしています。